なんとなく薄毛が気になってきたけど、AGAかどうかわからない。かといって、いきなり美容外科クリニックに行くのも気が引けるし…。このような方は、美容外科クリニックに行く前に、AGAのセルフチェックをおこなってみましょう。
セルフチェックはあくまでもセルフチェックですので、これによってAGAか否かの正確な判断ができるものではありません。ですが、AGAにはそれ特有の症状がありますので、セルフチェック行っておいて損はありません。
それでは、これよりその詳細をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
薄毛のセルフチェック法をご紹介!
それでは早速、AGAのセルフチェック方法をご紹介します。
近親者にAGAの人がいる
父親や祖父、兄弟にAGAの方は、遺伝によってAGAが起こっている可能性があります。この場合、ひとまず美容外科クリニックで遺伝子検査を受けることにより、それがAGAなのかどうか確認することができるでしょう。
額の生え際が後退してきた
いわゆるM字ハゲの状態です。AGAの特徴のひとつに挙げられることが多いM字ハゲは、この状態が起こっている、なおかつ現在進行中であるのであれば、AGAの可能性が高いと判断することができるでしょう。
頭頂部が薄い
頭頂部部分がO字型に薄くなる状態です。この状態も、特徴的なAGAの症状であると捉えることができます。あまり進行しないうちに、美容外科クリニックで専門的な治療を開始しておくといいでしょう。
細く弱々しい抜け毛が増えた
AGAの前兆として現れるのが、抜け毛です。最近抜け毛が多いなぁと感じている場合、抜けた髪を拾い上げ、髪の状態と根元部分をよく確認してみてください。
髪が細く、根元部分の膨らみがない状態の抜け毛が多ければ、AGAの前兆かもしれません。元気な毛根から抜けてくる髪は、通常の太さをキープしており、さらに根元部分にぷっくりとした膨らみがあるという特徴があります。
紛らわしいハゲ方はこれ!
髪が薄くなったとしても、以下のようなハゲ方をしているのであれば、それはAGAではなく、別のところに原因があって起こっている脱毛症であると考えることができます。
一部分にだけ小さなハゲができた
円形脱毛症の可能性があります。円形脱毛症の原因については、現在のところはっきりと究明されていません。
ですが、ストレスによる血行不良などが原因なのではないかという説が有力です。まずは皮膚科や美容外科で診断を受けてみましょう。場合によっては、心療内科などでの治療が必要になることもあります。
フケや痒みとともに抜け毛が多くなった
脂漏性脱毛症の可能性があります。脂漏性脱毛症は、頭皮からの過剰な皮脂分泌によって頭皮の常在菌が異常繁殖を起こし、これによって頭皮に炎症が起こって髪が抜けて行く状態です。
脂漏性脱毛症は滅多に起こるものではないといわれていますが、毎日シャンプーしても頭皮が妙に脂っぽく、大きなフケがボロボロと出るようであれば、ひとまず脂漏性脱毛症を疑う必要があります。
気になったら専門医に相談しよう!
どのような原因があるにせよ、抜け毛や薄毛は気になりますよね。AGAだけではなく、その他の脱毛症の疑いがある場合でも、まずは美容外科クリニックの専門医に相談し、早めに治療を開始するのがベストな方法です。
美容外科クリニックは、AGAだけではなくさまざまな脱毛症にも対応し、適切な治療を行っています。心配であれば、とりあえず診察を受けてみることが望ましいといえるでしょう。
おわりに
AGAのセルフチェックはとてもわかりやすいでので、どれかひとつでも当てはまるものがあれば、AGAを疑う必要性が高まります。また、これらに当てはまらないのに薄毛が進行しているという場合、何らかの理由によって一時的な脱毛症が起こっているかもしれません。
いずれの場合であっても、薄毛が起こっているということは、体内や頭皮に問題が発生していると考えられます。症状が悪化する前に美容外科クリニックでカウンセリングを受け、適切な処置を受けておくことが望ましいといえるでしょう。
記事監修:岡山中央クリニック