いつも綺麗に髭を剃っているのに、剃ったあとの青髭か気になるという方は多いことでしょう。青髭は、皮下に残っている髭が表皮にから透けてみえていることから起こるものであり、髭の密集度が高い(毛穴が多い)方ほど目立ちます。
また、青髭は、自分では気にしてなくても誰かから指摘されたりすると、途端に気になり始めますよね。ですが、知識がないまま毛抜きで髭を抜いてしまうなどの行為に走ると、のちのちになって埋没毛などのトラブルに見舞われてしまうこともあります。
今回は、青髭を改善できる確実性が高い方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
これって本当なの?○○すれば青髭が改善される
○○すれば青髭が治るという話、どこかで見聞きしたことはないでしょうか?もしかすると、すでに○○を実践している方がいるかもしれませんね。
では、○○すれば青髭を改善できるという話は、果たして真実なのでしょうか?
豆乳を飲む
豆乳は大豆製品であるため、大豆イソフラボンという成分が豊富に含まれています。また、大豆イソフラボンといえば、女性ホルモンのエストロゲンとよく似た働きをするということで、女性に人気の成分です。
そして、豆乳を飲んで体内の女性ホルモンを増やせば青髭を改善できるという話がまことしやかにささやかれています。では、この話は本当なのでしょうか?
普通に考えれば、豆乳で体内の女性ホルモンを増やせば、髭が薄くなりそうに思えます。ですが、髭の濃さは男性ホルモンと深い関わりがあり、女性ホルモンの体内量を増やしても男性ホルモンが優勢な状態にあれば、髭を薄くする効果を期待することはできないでしょう。
また、豆乳を毎日適量飲み続けて頭髪の抜け毛が少なくなったという例は実際にあるようですが、髭が薄くなったという医学的なデータはみつかりません。つまり、豆乳を飲めば青髭が薄くなるという話は、鵜呑みにしないほうがいいということです。
AGA治療薬を服用する
AGA改善薬の代表選手といえば、ミノキシシジルとプロペシアでしょう。
まずミノキシジルですが、この内服薬の副作用には多毛症が挙げられていますので、この薬で髭が薄くなるとは考えにくいということがわかります。
また、プロペシアはフィナステリドというジヒドロテストステロン(悪玉男性ホルモン)の生成にかかわる5αリダクターゼの働きを阻害する働きがあります。そのため、副作用として髭が薄くなる可能性があるでしょう。
ところが、実際にプロペシアを服用した方の中には、逆に髭が濃くなったという方も存在しているようです。そのため、この話もあまり鵜呑みにはしないほうがいいでしょう。
気になる方は、これらの内服薬の取り扱いがある、美容外科クリニックに問い合わせてみてくださいね。
午前中に髭を剃る
髭は午前6時~10時の間に最も成長しやすいといわれています。つまり、この時間帯に髭剃りをおこなえば、一時的に青髭部分がスッキリするでしょう。
ですが、この方法は根本から青髭を改善する方法ではありません。あくまでも一時的な効果として捉えておく必要があります。
確実性が高い対策方法は?
青髭を根本的に解決するのであれば、やはり脱毛するしかありません。脱毛には以下の方法があります。
フラッシュ脱毛
脱毛サロンで受けることができる、IPLなどの光を毛根部分に照射する脱毛方法です。この脱毛方法には、施術中の痛みが少ないというメリットがあります。
しかし、多くの施術回数を必要とするでしょう。また、永久脱毛ではないため、将来的に髭が再生する可能性があるというデメリットがあります。
ただし、施術を継続していくうちに髭の再生能力が徐々に弱りますので、薄くしたい方は試してみてもいいでしょう。
医療レーザー脱毛
最も確実に青髭を改善できる方法です。この脱毛は、医療機関のみでの取り扱いとなり、医療脱毛(永久脱毛)に分類されています。
ただし、この方法であっても髭の再生率はゼロ%ではありません。この部分についてはあらかじめ頭に入れておく必要があります。
おわりに
豆乳、AGA内服薬の服用は、青髭改善効果を期待できるといわれているようです。
しかし、実際のところ、これらに関するデータはほとんど存在しておらず、ことの真偽についてははっきりしていません。一方、医療レーザー脱毛であれば、青髭を改善できる確率が高いため、真剣に青髭を改善したい方におすすめできます。
どのような方法で青髭を改善するのかは個人の自由です。とはいえ、確実性の低い方法を続けで青髭を改善できないと嘆くよりかは、確実性が高い方法で改善することのほうが明らかに得策ですよね?
現在までに、さまざまな方法を試みて青髭を改善することができなかったという方は、この機会に、思い切って岡山中央クリニックの医療レーザー脱毛を受けてみてはいかがでしょうか。
記事監修:岡山中央クリニック