ほとんどは、ご自身で判断されているケースがほとんどなのですが、
たまに質問を受ける事があります。
また、ご自身の判断で止められている方が、症状が悪化し始めて慌ててご来院されるケースはとても多いです。
AGA治療薬の止め時、これは難しい判断かと思います。
治療を始めて状態は良くなって来たし、保険が効かない薬だから毎月の出費もかさむ、良く分かります。
ただ、AGA治療薬は飲んでいる間しか効果が無いお薬です。
抜け毛の原因であるDHTの生産を抑えるという仕組みなので、飲んでいる間は抑えられても、飲むのを止めてしまうとDHTを抑える事ができなくなってしまうのです。
ということは、症状がまた表れてしまうということです。
例え症状が改善していたとしても、また悪化が始まってしまうのです。
そうするとまた治療は初めからやり直しです。
非常にもったいないことです。
ですから、止めるとするならば、「髪の毛を気にしなくなった時」ということになります。
人によってその時期は違ってきますが、だいたい60歳位までは気になるという方が多いようです。
記事投稿:岡山中央クリニック 毛髪診断士 向山真弘